ハニワまつり




この時代にハニワ祭り?
春日井市には、下原古釜、二子山古墳という貴重な遺跡があります。
この春日井を代表する遺跡を広くアピールするため、二つの遺跡をつなぐキーワードとしての埴輪を、復元製作。
それを野焼きして設置するイベントとしてはじまった、ハニワまつりも今回で12回目。
残念ながら、お天気には恵まれませんでしたが、味美の二子山公園にて開催されました。

耐火れんがで囲まれた3つの釜に点火されたのが
AM10時。
現地に到着したのが12時すぎという事もあって、
”はにわ”はすでに釜の中。
すすけた黒さの中にも、土色の面影が残っていました。
まずは、遠火から・・・
外側から順に薪をくべていきます。


ふと横を見ると、何やら行列が・・・
テント横ではぺったん、ぺったん、と、餅つきの音。
テントの中では、きなことあんこを、つきたての餅に
からめて見物客へのサービス。
まずは腹ごしらえと行列の最後尾に直行。


おいしかった・・・
やっぱり餅はつきたてが最高!!

隣の黒米のおにぎりが売り切れになってしまったのが
心残りですが・・・

釜の方では、山積みされた薪をどんどんくべていきます。
もう”はにわ”の足元まで火の海。
外でファインダーを覗いていても熱が伝わってきます。

ステージでは知多町の小学生の巫女さんによる
浦安の舞。
次のステージは、雅の世界から打ってかわって
現代調に変身。
ビートのきいたソーラン節の音楽にあわせて
ぴょんぴょん味美の皆さんが踊っていました。
どんどん薪が追加されていきます。
もう炎は人形の頭の高さまできています。
”はにわ”もすすけて真っ黒。
二子山古墳上空には、味美名物”飛行機”が・・・
古代のはにわを原始的な野焼きで焼いている上を
近代的な飛行機が・・・
このミスマッチ、面白いとはおもいませんか???
反対側のテントでは、体験工房。
勾玉つくりが行われていました。
古代の装飾品の”まがたま”を子供たちが一生懸命
サンドペーパーで磨いていました。

再びステージ。
ハワイアンのリズムのフラダンス。 たき火にあたりながらのハワイアンもなかなか・・・

それから地元白山小学校のグループによるモー娘、あゆのヒットメドレーと続きます。
ときおり強い雨に降られながら元気いっぱいがんばっていました。

釜の方はといえば、さらに火力を増すべく
わらが投入されはじめました。
この時点で800℃の高温が得られるとのこと。
山積みにされたわらをどんどん投入。
もう人形の姿は確認できません。


PM4時わらの投入が全て完了し、真っ黒なわら灰の山。
中身はまだぶすぶすと真っ赤です。


この状態でトタンをかぶせ一晩蒸し焼きにするとの事。
釜出しは明朝10時。

残念ながら明朝の釜だしは取材できませんが、雨の影響でひび割れが発生していないかが、心配です。
このまつりで、製作された作品は、ふれあい緑道等の公園に設置されるとの事。
近々、真新しい”はにわ”に遭遇したらこのようにつくられた作品であることを、思い出していただけたら
幸いです。
撮影2002年10月26日